今年度も、子どもたちの安全を第一に考え、全３回の避難訓練を実施いたしました。５月９日（金）には、大雨・洪水警報の発令を想定した引き渡し訓練を体育館で実施しました。本校は洪水危険区域にあるため、年度の早い段階でセンター職員への引き渡し手順を確認できたことは大変有意義でした。６月１１日（水）と１１月１３日（木）には、震度６程度の地震後の火災発生を想定した避難訓練を実施し、避難経路や任務分担の確認を行いました。いずれの訓練でも、事前学習として、クイズや映像、写真などを活用した防災教室を事前に実施しました。子どもたちは、こうした学習内容を活かし、真剣に訓練に臨むことができました。一方で、集団への参加が難しい児童への対応や、災害時にパニックになった場合の対応など、個別の課題も確認されました。教職員一同、「災害はいつ起こるかわからない」という意識のもと 、臨機応変に対応できるよう、今後も児童生徒一人ひとりの状況に合わせた安全教育と指導体制の強化に努めてまいりたいと思います。
　また、避難訓練のほかに地震発生時にとるべき初期行動である「身を守る３つの行動」（姿勢を低く、頭を守って、動かない）を実践するシェイクアウト訓練にも年３回取り組んでいます。訓練の際は、校内放送で緊急地震速報の音源を流し、子どもたちは緊張感を持って自分の命を守る行動を真剣に取ることができました。